著書
複雑系の知
情報革命の進展にともなって、「複雑系」としての性質を強め、
「生命体」のごとき様相を呈しつつある現代の社会に対して、
我々は、どのように処していけば良いのか?
その問いに対する答えを、
ポエット、インキュベータ、ストーリーテラー、アントレプレナー、
セラピスト、ゲームプレイヤー、アーティストという
「七人の賢人」が持つ「七つの知」として述べた本です。
この本は、現在、その一部が高校の教科書の
「現代文」(東京書籍)に採用されています。
ジャン・コクトーや平塚らいてふ、谷崎潤一郎、大江健三郎などと並んで、
私の拙い文章が載せられているのは、すこし恥ずかしい気がします。
◾️目次
序 章
第1章 社会の本質を知るにはどうすれば良いか ポエットの知
第2章 社会の現実を変えるにはどうすれば良いか インキュベータの知
第3章 社会の創発を促すにはどうすれば良いか ストーリーテラーの知
第4章 社会の歴史に参加するにはどうすれば良いか アントレプレナーの知
第5章 社会の問題を解決するにはどうすれば良いか セラピストの知
第6章 社会の法則を活かすにはどうすれば良いか ゲームプレイヤーの知
第7章 社会の未来を知るにはどうすれば良いか アーティストの知
終 章 いま、なぜ、複雑系なのか 二十一世紀に求められる複雑系の知