著書
営業力
本書は、前著『企画力』に続く
「プロフェッショナル講座」のシリーズ第二弾です。
これまで、私は、「仕事の思想」について多くを語ってきましたが、
これら二つの書では、「仕事の技術」と「仕事の心得」について語りました。
それは、一つの思いからです。
この国の変革は、何よりも、
我々一人ひとりの変革を通じて、成し遂げていかなければならない。
我々一人ひとりが、プロフェッショナルへと成長することによって、
成し遂げていかなければならない。
その思いからです。
この書が、この国の変革に取り組む多くの方々にとって、
ささやかな糧となることを、祈ります。
◾️目次
人間と組織を売り込む力 それが、営業力
売れるのは、商品ではない 人間である
営業力とは「商談のアート」である
細やかな「商談の技術」を身につけよ
商談における「機会損失」を最小にせよ
「小さな商談」でこそ営業力は磨かれる
商談の前日には徹底的な「予行演習」を行え
「予行演習」は智恵を共有する最高の場
商談の直前には「内声プレゼン」を行え
「シーン・メイキング」の技術を身につけよ
商談に向かう車の中で「シーン・メイキング」を行え
いかなる商談にも「戦略思考」を持って臨め
商談は、つねに「予想外の展開」になる
いかなる商談も「最初の五分」が、勝負
重要な顧客ほど「短気」であると心得よ
商談前の「雑談時間」で空気を掴め
商談の冒頭で「陰の意思決定者」を見定めよ
商談の最中は「アイコンタクト」を外すな
部下は上司の「視野の外」に注意を向けよ
商談において、新人は上司を「集中力」で支えよ
エレベータ・ホールで「最後の一瞬」を感じ取れ
商談の帰り道には全員で「追体験」をせよ
からなず「手土産」を持ってフォローをせよ
顧客に対する「操作主義」を捨てよ
顧客の「かけがえのない時間」を大切にする