田坂塾大学講義
第3講義室
話術を磨く、人間を磨く
特別講話 第5講のエッセンスを学ぶ
経営者やリーダーが、日常の仕事において、
必ず求められる「話術」。
その「話術」を磨いていこうとするならば、
「言葉のメッセージ」だけでなく、
「言葉を超えたメッセージ」を発する力を
磨いていかなければならない。
すなわち、「人格」「位取り」「胆力」「演技力」「観察力」
「対話力」「振る舞い」「発声」「余韻」「思考」などの力量を
磨いていかなければならない。
しかし、これらの力量は、いずれも、
深く「人間力」に結びついている力量であるため、
「話術」を磨く修業を続けていくと、
それは、自然に、そして、必然的に
「人間」を磨く修業になっていく。
では、我々は、どのように、日常の仕事や生活において、
その「話術」を磨く修業をしていけばよいのか。
それが、どのような形で、
「人間」を磨く修業になっていくのか。
そのことを語る。
[ 特別講話 第5講 講話資料より ]
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出典 雑誌『TOP POINT』2014年7月号
出典 書籍「知性を磨く」
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出典 雑誌『TOP POINT』2014年6月号
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出典 G1サミット2010 2010年3月22日パネル・ディスカッション
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出典 『リソナーレ』講演会要旨
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出典 雑誌『財界』2014年5月13日「リーダー学」
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■ 参考文献
出典 「未来を拓く君たちへ」
出典 「意思決定12の心得」
田坂塾 塾長講話 第5講
収録内容
我々経営者やリーダーが、日常の仕事において、
必ず求められる「話術」。
では、そもそも、「話術」とは、何か?
端的に申し上げましょう。
「話術」とは、「心」を伝える技術。
敢えて、申し上げれば、その一言。
なぜなら、その覚悟を持たないかぎり、
どれほど巧みな言葉の操り方を覚え、
どれほど上手なプレゼン技術を身に着けても、
相手の心は離れていくからです。
では、「話術」というものが、
「心」を伝える技術であるならば、
いかにして「心」を伝えるか?
いかなる「心の姿勢」で語るか?
その「2つの技法」を身に着けることなくして、
「話術」を磨いていくことはできません。
この第5講では、その「2つの技法」を身に着けるための
「10の心得」を語りました。
もし、経営者やリーダーが、
この「2つの技法」を身に着けるならば、
その話術は、見事なほど「言葉の力」を獲得していきます。
そして、この「2つの技法」を身に着ける修業は、
自然に、そして、必然的に、
「人間」を磨く修業になっていきます。
この「田坂塾 特別講話」CDでの学びが、
意義深いものとなることを願います。
収録時間:
第1部 塾長特別講話(120分)
第2部 塾長との対話(55分)
(2014年7月11日収録)