田坂塾大学講義

第15講義室

言葉の力
- なぜ、それは、人生を変えるのか

特別講話 第17講のエッセンスを学ぶ

人生において「言葉の力」が大切なことは、誰もが知っている。

しかし、多くの場合、それは、
「いかに自分の思いや考えを、正確に、効果的に、相手に伝えるか」
という意味での「人に伝える力」の問題として語られている。

しかし、言葉には、そうした「人に伝える力」以外に、
実は、「人生を変える力」と呼ぶべきものがある。

実際、言葉は、それを語る人の力量によっては、
「言霊」と呼ぶべき、不思議な力が宿ることがある。

そして、言葉に「言霊」が宿るとき、その言葉には、
聴く人の胸を打ち、腹に響き、心に染みる力が生まれる。

そして、その言葉は、聴く人を深く励まし、その可能性を開花させ、
ときに、一つの人間集団の潜在力を引き出すことがある。

さらに、その言葉は、それを語る人間の人生を、大きく変えていく。

人間関係が良きものへと変わり、リーダーとしての力が身につき、
さらには、運気を引き寄せるようになる。

では、どのようにすれば、我々の語る言葉に、「言霊」が宿るのか。

そのためには、日常、言葉を使うとき、
「五つの行」を心掛け、実践することである。

この「五つの行」を実践するだけで、確実に、そして自然に、
我々の言葉には、「言霊」が宿り始める。

そして、不思議なほど、人生が良き方向に変わり始める。
では、その「五つの行」とは、どのような行か。
それぞれの行の奥には、どのような深い意味があるのか。
この「五つの行」を、日々、どのように実践すれば良いのか。
この第17講においては、そのことを語る。

[ 特別講話 第17講 講話資料より ]

  1. (1)体験に根ざして語る 

  2. (2)メンターによる「激励」

  3. (3)雑念を払う技法 その2

  4. (4)情報社会の逆説

    出典 『風の便り』特選 第180便

  5. (5)「無意識の言葉」の持つ怖さ

  6. (6)「重い言葉」を語れるか

  7. (7)詩人の嘆き

    出典 『風の便り』四季 第108便

  8. (8)信じるということの真の意味

  9. (9)言葉に「言霊」が宿る条件

  10. (10)「自信」と「強さ」は、どうすれば身につくのか

  11. (11)なぜ、経営者の語る「言葉」が言霊を失ったのか

  12. ■ 特別講話CD 第17講『言葉の力』

田坂塾 塾長講話 第17講

収録内容

11月16日に開催される「特別講話 第17講」では、

言葉の力
- なぜ、それは、人生を変えるのか -

というテーマを掲げ、語ります。

言葉の力。

人生において、それが大切なことは、
誰もが知っていることです。

しかし、多くの場合、それは、

 いかに、自分の思いや考えを、
 正確に、効果的に、相手に伝えるか。

という意味での「人に伝える力」の問題として
語られています。

しかし、言葉には、
そうした「人に伝える力」以外に、
実は、「人生を変える力」と呼ぶべきものがあります。

そのことを、かつて、曹洞宗の開祖、道元禅師は、
著作『正法眼蔵』の中で、
「愛語よく、廻天の力あり」と語りました。

実際、言葉は、それを語る人の力量によっては、
「言霊」と呼ぶべき不思議な力が宿ることがあります。

そして、言葉に「言霊」が宿るとき、
その言葉には、
聴く人の胸を打ち、腹に響き、心に染みる力が生まれます。

そして、言葉に「言霊」が宿るとき、
その言葉は、
聴く人を深く励まし、その可能性を開花させ、
ときに、一つの人間集団の潜在力を引き出すことがあります。

そして、我々が「言霊」の宿る言葉を語るならば、
それは、何よりも、
我々自身の「人生」を大きく変えていきます。

人間関係を素晴らしいものへと導き、
リーダーとしての力量を身につけ、
さらには、
運気を引き寄せるようになります。

では、どのようにすれば、
我々の語る言葉に、「言霊」が宿るのか。

実は、そのためには、
何か特殊な「話術」が必要なわけではありません。
何か特殊な「才能」が必要なわけではありません。

日常、言葉を使うとき、
いくつかの素朴なことを行ずる。

その行を続けるだけで、自然に、
我々の言葉には、「言霊」が宿ります。

そして、その行を続けていくと、
不思議なほど、人生が良き方向に変わっていきます。

では、それは、どのような行か。

そのことを、この「特別講話 第17講」においては、
「言葉の力 五つの行」として語ります。

この「五つの行」を実践するだけで、確実に、
我々の言葉には、力が宿り始めます。
そして、人生が変わり始めます。

しかし、この「五つの行」は、素朴な行でありながら、
実は、奥の深い行です。

では、その「五つの行」とは、
どのような行か。

それぞれの行の奥には、
どのような深い意味があるのか。

この「五つの行」を、日々、
どのように実践すれば良いのか。

この「特別講話 第17講」においては、
そのことを語ります。

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