著書

こころの生態系

グレゴリー・ベイトソンの著作に
『精神の生態学』という本があります。
この著作に触発されて開催したシンポジウムが、
「こころの生態系をみつめて」です。

この本は、シンポジウムに出席した
河合隼雄、中沢新一、小林康夫の三氏と私の対談を含めて、
シンポジウムの記録として編集したものです。
河合隼雄氏との緊迫感溢れる対談、
中沢新一氏との哲学的対談などを楽しんでください。

これからは、企業のマネジャーにとっても、
職場のメンバーが生み出す
「こころの生態系」の変化を敏感に感じ取り、
その変化に細やかに対処する能力が求められる時代です。
ある意味で、それは、
マネジャーにセラピストとしての能力が
求められる時代であるともいえるのでしょう。

◾️目次

第一章 「こころの問題」とは何か
第二章 日本人のこころが直面していること
第三章 いかにこころを再生させるか