著書
これから市場戦略は
どう変わるのか
情報革命によって、市場は「生き物」としての性質を強めていきます。
現代の最先端科学の言葉でいえば、
「複雑系」としての性質を強めていくということです。
そして、その結果、この新しい市場では、
これまでの市場戦略の「常識」が通用しなくなります。
例えば、市場における小さなベンチャーの動きが、
市場全体に大きな影響を与えてしまうのです。
また、そのため、市場の未来を予測することが不可能になってしまうのです。
では、そのような新しい性質を持つ市場において、
我々は、どのような市場戦略をとればよいのでしょうか?
その答えを書いたのが、この本です。
◾️目次
なぜ新しい市場が生まれてこないのか
いま経営者を悩ませる「七つの問題」
「生き物」としての性質を強める市場
周到な販売計画を実行しても、期待どおりに商品が売れない
優れた商品を販売するだけでは、顧客ニーズを満たせない
ベンチャー企業の動きによって、市場全体が大きな影響を受ける
小さな新聞記事によって、商品の売れ行きが大きく変わる
過去の成功事例を模倣しても、ヒット商品を生み出せない
最新の手法で市場予測をしても、その予測が当たらない
緻密な市場分析をしても、顧客ニーズがつかめない