著書
こころのマネジメント
職場の文化を、どうすれば変えていけるのか?
そうした問いを胸に抱いて、
日々の仕事に取り組んでいるマネジャーやビジネスマンは
少なくないでしょう。
もとより、この問いに安易な答えなどないのですが、
一つ理解しておくべきことがあります。
それは、「職場の文化」とは、
その職場に集まったメンバーのこころが集まって生み出す
「こころの生態系」を映し出しているということです。
では、その「こころの生態系」に、
どうやって働きかけていけばよいのでしょうか?
この本では、そのための一つの方法として、
「ウィークリー・メッセージ」という手法を提案しています。
この方法を実践するだけで、
「職場の文化」は自然に変わっていくでしょう。
しかし、このウィークリー・メッセージは、
同時に、その職場のマネジャーのマネジメントを映し出す「鏡」でもあるのです。
新しい時代のマネジメントへの進化は、
まず、その「鏡」を覗き込むことから始まるのです。
◾️目次
プロローグ 月曜日の朝に吹く風
第1章 仲間を理解する新しいスタイル
第2章 自然に対話が生まれるとき
第3章 しなやかに格闘する個性
第4章 知識を学びあうために
第5章 智恵はひそやかに伝わる
第6章 書くことによるこころの成長
第7章 こころの生態系をみつめて
第8章 マネジメントを映し出す鏡
エピローグ ロビンソン・クルーソーの一冊