著書
人は、誰もが「多重人格」
人は、誰もが、心の中に「幾つもの人格」を持った「多重人格」です。
しかし、通常は、仕事や生活の状況や場面に合わせて、
その「多重人格」の中から、ある人格を選び、働き、生活しています。
しかし、自分の中に隠れている「幾つもの人格」に気がつき、
それらに光を当て、意識的に育て、
状況や場面に応じて適切な人格で処することを覚えるならば、
自然に「幾つもの才能」が開花していきます。
それゆえ、自分の中に眠る「幾つもの才能」を開花させたいと思うならば、
自分が意識していなかった「幾つもの人格」に気がつき、
その「多重人格のマネジメント」を行うことが不可欠です。
「多重人格のマネジメント」を行うことによって、
「多様な才能」が開花していきます。
◾️目次
序 文 なぜ、このような本が生まれたのか?
第一話 人は、誰もが「多重人格」
「多重人格」の講演スタイル
自然に切り替わる「講演人格」
話術の要諦は「人格の切り替え」
「多重人格」のミュージシャンとアスリート
一流の経営者は、昔から「多重人格」
「器の大きな人物」という言葉の真の意味
「多重人格」とは、精神の病ではない
誰もが持っている「複数の人格」
「才能」の本質は「人格」
「人の心に処する力」という才能
仕事に求められる「複数人格」の切り替え
メールの書き方で分かる「人格切り替え能力」
「仕事のできる人」のメールの秘密
「人格の使い分け」に求められる「基礎体力」
電話一つも「多重人格のマネジメント」の修業
企画会議のノウハウは「人格」の使い分け
誰もが被っている「複数の仮面」
「しなやかな心」の本質
「硬いペルソナ」が才能を抑圧する
第二話 「表の人格」が妨げる才能の開花
「深層意識」が萎縮させる能力
「自己限定」が抑えてしまう才能
「潜在意識」を変えられない真の理由
「無意識の言葉」の持つ怖さ
世界を二つに分けてしまう「心の機微」
「誇り高き技術屋」の自己限定
「優しい課長」の深層意識
「性格診断」の真の意味
「深みのある人物」という言葉の意味
「多重人格」から「深層意識」のマネジメントへ
「天才」の姿が教えるもの
第三話 「隠れた人格と才能」を開花させる技法
自分でも気がついていない「自分の姿」
「人格の切り替え」が仕事をやりやすくする
誰の中にも「すべての人格」が潜んでいる
人格は「変える」のではなく「育てる」
人格を「演じる」ことは、人格を「育てる」こと
「隠れた人格」の三つのレベル
見えていない「自分の仕事人格」
人格を抑圧してしまう「自意識」
「不器用さ」とは精神的体力の欠如
世に溢れる「プロフェッショナル論」の誤解
意識して育てる「隠れた人格」
立場が引き出す「リーダーシップ人格」
誰もが持っている「リーダーシップ人格」
「師匠」とは、同じ部屋の空気を吸え
弟子が師匠に「似てくる」段階
「自分の個性」に突き抜ける時代
「苦手な仕事」で開花する人格と才能
「不遇の時代」という絶好機
イチローの「苦手の投手」
「適性検査」の落し穴
「適材適所」という言葉の怖さ
「日常とは違う人格」を体験する
「成熟」を感じさせる人物とは
心の中に育てるべき「静かな観察者」
「匿名」の自己表現に現れる「別人格」
「隠れている人格」の意外性
将来の進路を予感した「なぜか心に残る」感覚
深層人格の「解放」ではなく「観察」
「醒めて見ている」ことの意味
なぜ「特定の人格」を抑圧してしまうのか
「他者への嫌悪」の本質は「自己嫌悪」
第四話 「豊かな人間像と人間性」を開花させる技法
「貧しい人間像」がもたらすもの
「教養」という言葉の真の意味
「文学」の時代から「映画」の時代へ
「極限」で現れる不思議な人格
「映画」から「人間像」を学ぶ技法
「人間性」が開花する三つの理由
「エゴ・マネジメント」と「静かな観察者」
ただ、静かに「エゴ」を見つめる
「小さなエゴ」から「大きなエゴ」へ
「小我」から「大我」へ、そして「無我」へ
「志」や「使命感」を抱いて生きる