著書

深き思索 静かな気づき

私の書籍を読んでいただいた方々や、
講演を聴いていただいた方々から、
ありがたい共感のメールを数多く頂きます。
こうした方々への感謝の気持ちとして始めたのが、
毎週お送りしている定期便、「風の便り」です。
この『深き思索、静かな気づき』という本は、
その「風の便り」の第一便から第二五便までを一冊にまとめたものです。
では、なぜ、この定期便に、「風の便り」という名前をつけたのか。
それは、「風」が、深い思索の時を運んでくれるからです。

遠い森のなかから、
風が吹いてくる。
その風が、通りすぎたとき、
不思議な静けさが、残る。
そして、その静けさのなかで、
ときに、深い思索が、始まる。

この「風の便り」という定期便と、この本が、
読者の方々にとって、
そうした「風」のようなものであってほしい。

そう願っています。

◾️目次

静寂を待つ
こころの生態系が見えるとき
透明な感性が予感したもの
河を知らぬ旅人
繊細な無意識
未来からの風 ―あとがきにかえて―