田坂塾大学講義
第1講義室
死生観を掴む
特別講話 第3講のエッセンスを学ぶ
戦前 から語られてきた言葉がある。
経営者として大成するには、
次の体験の、いずれかを持たねばならぬ。
戦争か、大病か、投獄か。
これらの体験は、
いずれも「生死の体験」。
その極限の体験の中で、
深く「死生観」を掴んだ人物だけが、
優れた経営者としての道を歩むことができる。
この言葉は、そのことを教えている。
たしかに、戦後の経営者の姿を見つめると、
この言葉は、真実。
では、戦争も投獄もない、この平時において、
我々は、いかにして、
深い「死生観」を掴むか。
この第3講においては、
30年前、
小生に与えられた「生死の体験」を語り、
「死生観」を掴む、心得と覚悟を語る。
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出典 書籍「言葉との邂逅」より
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出典 書籍「言葉との邂逅」より
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出典 書籍「言葉との邂逅」より
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田坂塾 塾長講話 第3講
収録内容
なぜ、経営者やリーダーには
深い「死生観」が求められるのか
経営者の仕事
部下・社員の「人生」を預かる仕事
「人生」を預かるとは
「命」を預かること
「人生」とは何か
「命」とは何か
その深い「死生観」を持たぬかぎり
マネジメントも経営も
浅いものになる
「操作主義的マネジメント」という病
そして、深い「死生観」を持たぬかぎり
人間も人生も
浅いものになる
リーダーの立場に立つ人間には
深い「死生観」が求められる
いかにして、「死生観」を掴むか
人生における「三つの真実」を見つめる
第一の真実 / 人は、必ず死ぬ
第二の真実 / 人生は、一回しかない
第三の真実 / 人は、いつ死ぬか分からない
「三つの真実」を見つめる覚悟
それが「死生観」
深い「死生観」を掴むと
我々の人生に、何が起こるのか
「悔いのない人生」を生きる覚悟が定まる
「満たされた人生」を生きる覚悟が定まる
「成長し続ける人生」を生きる覚悟が定まる
収録時間:
第1部 塾長講話(115分)
第2部 質疑応答(75分)
(2013年11月15日収録)